住まいの「木の文化」を見てみると、世界にはテントの住まい、日干し煉瓦の家、石づくりの家などがあり、それぞれの国で改良を重ねながら発展してきました。わが国では、豊かな森林資源と、家づくりに適した木材に恵まれており、それらを活用しながら木の家づくりの文化が発展してきました。現在、耐用年数の短い住まいが増え、何世代にもわたって住み継いでいける家づくりが少なくなってきています。
これからは、森の資源と家づくりをテーマに、そして暮らし方への考え方に、それぞれがもっと関心を持つべきだと思います。
組子細工
暮らしの中に伝統的な手仕事を
和室の欄間や建具にしつらえてあった組子。生活の様式が和から洋へと変化していってしまいましたが、組み子は和洋を問わずおしゃれなツールとして使われており、現代でもとてもカッコいい!職人の手仕事を次世代へ継承していきたいです。

県知事記者会見のバックパネル 2021年製作
東近江市貴賓室バックパネル 2023年製作
木育玩具
触れて 遊んで創造性を高める
くむんだー®
「くむんだー®」(木のジャングルジム)は、家づくりの伝統的な木組みの技術を未来へつなぐために誕生した、国産材を活用した体験型遊具です。
家づくりの技術が遊びの中に息づき、子どもたちが自然と木と触れ合い、学べる場をつくりたい。そんな想いから開発しました。
滋賀・湖東地域では、土蔵の構造に「大貫」と呼ばれる水平材を柱に組み、楔(くさび)でしっかりと固める伝統的な技法が受け継がれてきました。これが軸組の大きな特徴です。しかし今ではこういった木組みの技術は、家づくりは家づくりには使われずに、過去のものとなってきています。子どもたちと木組みの技術を知らず知らずのうちに楽しく学び、国産材の持つ肌触り・白い・優しい木目・コンコンと打つ不槌の音を感じてほしいと思っています。
発案は川村工務店。現在は全国にパートナーが広がり、国内外にも認知が広がっています。
川村工務店は、全国「くむんだー®」木のジャングルジム協会の事務局および会長を務めています。
また「くむんだー滋賀」として地域に根ざした発信・普及活動も行っています。
「くむんだー」2016年 ウッドデザイン賞受賞

るんだー
未就学児の幼児の体のサイズにあわせた木育玩具です。こども園等の室内に設置し、雨の日や暑い日の外で遊べない時でもからだをつかって遊ぶことができます。数か月おいてもらうことで木のにおいや質感をゆっくり感じてもらえます。
「るんだー」2021年 ウッドデザイン賞受賞

木のおもちゃ
木の香りや手ざわりを楽しむ
木のたまご
両手で木のたまごを「にぎにぎ」、足の裏で「ころころ」。
ツボに当たって、とても気持ちがよい。これは、もしかすると私たち大人の感覚なのかもしれません。
子どもたちは、つかむ・にぎるという動きの中から、硬さや木の肌ざわり、そして匂いまでも感じ取ってくれます。
木のたまごをプールのようにたくさん満たせば、子どもたちはまた違った感性に襲われるに違いありません。
広葉樹は、樹種によって色や重さ、匂いがそれぞれ違います。木のたまごを通して、そんな違いを体験してほしいと思います。
(40mmたまご型 または 45mmたまご型 ※くね枠は別売)

コロコロタワー
八角形に組まれた筒は、その形自体が「共鳴箱」になっています。
木の筒の中を、球がコロコロと転がりながら落ちていくたびに、心地よい音がひろがります。
球は外に飛び出すこともなく、内側のレールに導かれながら、ゆっくりと道をたどっていきます。
見て、聞いて、転がるリズムを感じられる、木ならではのおもちゃです。

かいだんコロコロ
約80枚(短いタイプは約40枚)の広葉樹の階段の上を、音を変えながらコロコロと転がり落ちていきます。
木の種類が違うとひとつひとつの音色も少しずつ変わり、不思議で楽しい音が響きます。

やねんどみの
平面で並べてドミノを楽しむのもおもしろいですが、しかけをつくることで、ドミノは上がったり下がったりと動きに変化が出てきます。
「どうしてドミノは連続して倒れていくんだろう?」
そんな不思議を、遊びながら子どもたちに学んでもらうのも良いのではないでしょうか。

木の花
カンナが咲かせるアート・アクセサリー
桧・杉・朴・檜等『木』本来の色をいかした手作りの『木の花』。目で楽しみ、ほのかな香りに癒される。生活空間を彩る作品をあなたも作ってみませんか。ワークショップの相談(近隣府県)も受け付けています。


